上級
【S検定上級 テキスト】
1. 計数知識
Section1.売場の数値
- 売上高とは、「現金売上」、「掛売上」、「クレジット売上」の種類があり、お客様がお買上になった商品代金の合計金額をいう。
- 入金とは、「商品と引換えに入る現金売上の現金」、「売掛金入金」、「クレジット売上の入金」、「商品券・お買物券の入金」の種類があり、商品代金のことをいう。
- 客数とは、商品をお買上げいただいたお客様の人数をいう。また入店されたお客様の人数は、「入店客数」という。
- 売場面積とは、商品を自由に見ていただくために陳列してある売場の広さのことをいう。
Section2.売価と原価
- 売価とは、商品の値札に記入されている値段のことである。お店の経営を合理化して、できるだけ安く、商品を提供することが競争に勝ち抜く原則である。
- 売価の種類は、「定価」、「再販価格」、「売価」の3種類がある。
- 原価とは、製造業、問屋、卸売り店から仕入れた値段のことである。「売上原価」ともいう。
- 値入高とは、店が予定していたかせぎ高のことである。
- 値下げ高とは、商品の流行性、価値などを判断して、途中で売価を下げた金額のことである。
- ロスとは、知らない間に傷がついたとか汚れたなどの品物、また万引きされた品物である。
Section3.特売
- 特売とは、特別に安く売る事で、下記2つの目的がある。
- お店の魅力や経営努力をお客様に知ってもらうため。
- 積極的に商品を売るため。
- 目玉商品とは、特売の目的を果たすために商店が使う手段としての商品である。目玉商品は、安さのイメージが与えられ、お店は損をしないことが条件である。
- 安さのイメージを与える商品は、「お客様がよく買う品」、「お客様の生活にどうしても必要な品」、「お客様が名前をよく知っている品」より選ぶと効果的である。
Section4.利益
- 値入率とは、値入高÷売価×100で求められる。
- 売上高とは、「売上」ともいい、得られた収益のことを表す数値である。
- 売上高(売上)-売上原価(原価)=荒利益高である。
- 荒利益率とは、荒利益高÷売上高(売上)×100で求められる。
Section5.労働生産性
- 労働生産性とは、投下した労働量とその結果として得られた生産量との割合をいう。スーパー業界では、従業員1人あたりの荒利益高の多少をさして、労働生産性が高い、低いなどいう。
- 荒利益率×1人当たりの売上高=労働生産性である。
- 労働分配率とは、企業が生み出した、荒利益高の中に占める人件費の割合のことをいう。
- 人件費÷荒利益高×100=労働分配率である。
- パート比率とは、総労働時間に占めるパート従業員の労働時間の割合をいう。
- パート労働時間÷総労働時間×100=パート比率である。
Section6.発注の公式
- 店で最も重要な業務は発注であると言われている。
- 発注の基本公式は、最初の入荷から次の入荷迄期間の販売予定数が発注数である。
- 【発注の公式1】 入荷間隔日数×1日平均売れ数=発注数
- 【発注公式2】(発注入荷日数+入荷間隔日数)×1日平均売れ数-発注日在庫数=発注数
- 発注日在庫数が(発注入荷日数×1日平均売れ数)より少ない場合=品切れ有の場合も、発注の公式1に当てはめて計算をする。
- 発注日在庫数が(発注入荷日数×1日平均売れ数)より多い場合=品切れ無の場合は、発注の公式2に当てはめて計算をする。