【中級】ビジネスマナー

【ビジネスマナー中級 テキスト】

2.仕事の基本とビジネス文書

(1)仕事の基本となる8つの意識(仕事に対する基本姿勢)

「お客さま満足」の実現をめざし、仕事に取り組むうえで大切な8つの意識について学びます。

◆ 顧客意識

顧客満足をめざし、お客さま第一の姿勢でのぞむ。

◆ 品質意識

仕事の要求条件以上をめざす。

◆ 納期意識

仕事の期日を守る。

◆ 時間意識

迅速な仕事と時間の節約をめざす。

◆ 目標意識

ゴールを設定して仕事に取り組む。

◆ 協調意識

組織の一員として協力する。

◆ 改善意識

ムダ・ムラ・ムリを取り除く。

◆ コスト意識

最小のコストで最大限の成果をめざす。

(2)仕事への取り組み

仕事の基本を理解し、スケジュールを立てて実行することの大切さを理解して、効率的な仕事の進め方を学びます。

◆ 仕事は正確かつ計画的に

仕事の目的を知り、スケジュールは納期から逆算して月間、週間、一日と順に立てる。

◆ 定型業務とマニュアル

手順や形式が決められている業務をマニュアル化することによって、仕事の質が安定し、能率も向上する。非定型業務とは前例がなく、そのつど判断が必要な業務のことである。

◆ 効率的・合理的な仕事の進め方

目的と手段を明確化する。PDCAを理解する。

《Plan(計画) ~Do(実行) ~Check(検討・評価) ~Action(改善策)》

◆ 手帳の活用と名刺の整理

手帳を使ってスケジュールを管理し、情報を整理する。名刺は、活用しやすいように整理する。

◆ 仕事を効率的に進めるための重要なポイント

仕事の平均化に努める

忙しい時期に備えて、あらかじめ仕事を進めていく。

パターン化を試みる

よく使われる文書などはフォーマットを決めて保存しておく。

同種の仕事はまとめる

発送業務など同種類の仕事は、一定時間にまとめて処理する。

その日の仕事はその日のうちに

その日の予定は翌日にもち越さない。

自己点検を習慣づける

仕事の途中、完了時に達成度、失敗点、注意を受けた点などについて自分で点検する。

整理、整頓しておく

机の中や上を整理しておき、不要なものは努めて捨てる。

(3)会社のルールと企業倫理(コンプライアンス)

企業は法やルールを守って事業を展開しなければならないことを理解します。また、職場での権利は法律によって保護されていることを理解して、職場のルールを守って仕事に取り組みます。

◆ 社会人としてのルールと企業倫理

社会の一員としての自覚をもつ。コンプライアンス(法令順守、企業倫理)の重要性を理解する。

◆ 就業規則と労働法

就業規則は会社の基本ルールで、従業員の労働条件や規律などが定められている。労働三法(労働基準法、労働組合法、労働関係調整法)と男女雇用機会均等法を知る。

◆ 勤務条件と給与の仕組み

労働時間 休憩時間を除いた実労働時間のこと。1日8時間、週40時間。

休日 1回の法定休日以外に国民の休日や正月休みなど。

休暇 有給休暇や慶弔休暇など。

人事異動 従業員の能力開発や組織の活性化のために行われ、配置転換や転勤、出向など。

給与 給与総額から控除額が差し引かれた額が実際の支給額。

◆ 給与から控除される主なもの

社会保険料として

 健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料、介護保険料

税金として

 所得税、住民税

その他

 労働組合費、生命保険、前払費用、制服代、クリーニング代

(4)仕事とIT

パソコンによるネットワークの活用と情報の管理が、仕事の効率化と質を高めるのに有効であることを理解し、セキュリティや個人情報管理の留意点を学びます。

◆ パソコンは情報ネットワークの入り口

パソコンは文書作成だけではなく、ネットワークを活用することで仕事を速く確実に行うことができる。パスワードを設定し、仕事に関係のない情報は発信しないよう心がけ、ウィルスに気をつける。

◆ 電子メールの活用

相手の読みやすさ、メールアドレスの確認、CC・BCCの使い方に注意する。

◆ 電子メールの書き方

受け取る相手に配慮して、簡潔に用件をしぼって作成する。

◆ IT時代のビジネスセンスと個人情報の保護

情報やデータを守るため、情報セキュリティ、著作権、個人情報保護法への配慮が大切である。

(5)ビジネス文書の基本と社内文書の書き方

ビジネス文書の目的と意義を理解したうえで作成の基本を習得し、社内文書の書類と特徴を学びます。

◆ ビジネス文書の意義と書き方

情報の正確な伝達と共有、証拠としての保存が目的。結論から先に述べ、5W2Hをふまえ、箇条書きを用いるなど読みやすく書く。

◆ わかりやすい文章の書き方

一文は短く、一文に一内容、修飾語は明確にすることなどに気をつける。

◆ 社内文書の種類と作成例

報告・届出、指示・命令・決裁、連絡・調整、記録・保存の文書に分類される。

◆ 報告書の書き方

5W2Hの沿って書く。簡潔な文章、要点は箇条書きにすることがポイント。

◆ 社内文書の特徴と役割

社内文書は、その用件が迅速に、正確に、簡潔に伝達されることが主眼となる。したがって、儀礼的な要素はできるだけ排除し、敬語は最小限にとどめる。また、システム化された様式は、業務を合理的に進めるためにも、円滑なコミュニケーションをはかるためにも欠かすことができない。

また、社内文書は仕事上の重要な文書であり、つぎのことは注意しなければならない。

受信者、発信者ともに部署名、肩書名で出す。

頭語、結語、前文、末文など儀礼性の強い部分は省く。

箇条書きを多用する。

【中級】ビジネスマナー

1 / 10

Q1.お客さまへの対応と8つの意識の組み合わせで、誤っているものを1つ選びなさい。

2 / 10

Q2.仕事の基本に関する組み合わせで、誤っているものを1つ選びなさい。

3 / 10

Q3.仕事に取り組む姿勢として、不適切なものを1つ選びなさい。

4 / 10

Q4.仕事をマニュアル化することで期待できる効果について、誤っているものを1つ選びなさい。

5 / 10

Q5.コンプライアンスについての記述や説明で、もっとも適切なものを1つ選びなさい。

6 / 10

Q6.就業規則についての説明で、正しいものを1つ選びなさい。

7 / 10

Q7.電子メールをお客さまに送るときの注意点で、不適切なものを1つ選びなさい。

8 / 10

Q8.電子メールの組み合わせで、誤っているものを1つ選びなさい。

9 / 10

Q9.ビジネス文書を作成する際に心がけることとして、不適切なものを1つ選びなさい。

10 / 10

Q10.社内文書に関する組み合わせで、誤っているものを1つ選びなさい。

スタッフNo・氏名・店舗名を入力して下さい

あなたのスコアは

0%

終了